へら浮子を作ること(515回) | 茅春の独り言

へら浮子を作ること(515回)

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     私が本格的にへら浮子を作り始めて十数年が経ちます。
    当初はへら浮子を買うお金が無くてしかたなく自作するというのがきっかけでした。ただへら浮子は一番最後で万力や竿掛け、玉枠、水箱などをメインに制作していたのです。特に万力は沢山作りましたね。杜松がメインだけど、イチイやケヤキでも作りました。
    これらすべて買った方が楽なんだけど、ちょっとしたものになると高価ですので、それならば作ってしまえ!ようするにお金が無かったということです♪

    へら浮子は生まれ育った東京から奥飛騨に来てから手を出しました。
    若いころからへら浮子は自分には作れないなと本気で思っていて、決して手を出すことはなかったのです。
    それがちょっとしたきっかけで作り始めましたのです。
    羽根、発泡、バルサを経て最後にたどりついたのが現在のメインである茅だったのです。
    普通の人は茅から始まって羽根になるのが一般的だけどわたしの場合はその逆をたどったわけです。
    茅に魅力を感じたのは、比重の軽さと制作のしやすさでした。沢山作っていくうちにボディの形状もナイフ一本で自由に作りだせるのが最大の魅力なのです。

    現代のへらぶな釣りの進化は早いものです。
    釣り方や餌もすぐに変化しますね。私には到底ついていけないので現代の釣り方に合わせたへら浮子制作はもっぱらオーダーメイドによるものです。
    抜きセットもちらほらオーダー依頼があります。注文票を見ながら制作するんだけど、出来上がってマジマジへら浮子を眺め、なるほどなあ〜♪お客さんに勉強させていただいてます。はい

    先日電話で神奈川のヤマチャンが自分もへら浮子を作ろうと思ってると言ってました。
    そうかあ!ぜひ作ってみたら!そう言う私です。
    失敗と満足の繰り返しで気に入った1本が手に出来たら素晴らしいことだと思ってる。
    人がなんと言おうと自分作ったへら浮子でへらぶなを釣り上げたとき、きっと今までと違ったへらぶな釣りの楽しさに気がつくと信じてます。
    でも、あまりうまくなって注文が無くなるのもまずいなあ・・・私も頑張らないとね♪

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