茅春の独り言

春の予感(213回)

0
     尾崎亜美の春の予感ではないがここのところ天気がよく春は近いなって思うことがあります。ここ奥飛騨も寒さの続く日があるけど、日差しが優しくなってきた気がする。待望の春までもうちょっとかな。毎日何度も見てしまうカレンダーだけど、もう少しの我慢我慢・・・うんうん

    春と言えば今日へら浮子の問い合わせがありました。針20号でマッシュの大餌に耐えられるへら浮子が欲しいとのことです。一応参考になるような画像などをあとでメールしてもらえることになりました。針20号かあ・・・これも来る春の大イベントに向けての準備なんだなって思った茅春です。

    春になると思いだすのが、以前独り言にも書いたことがあるんだけど相模湖で35日間連続釣行したことがあります。かれこれ10数年前のことだけどよく思い出すシーズンでした。東京から奥飛騨に移り住んだ年の春でした。釣りに行って来ると言ったまま家を飛び出し35日間連絡もせず釣りをし続けたんです。あの頃は30代の半ばで体力もあったし気力も充分だったなあ。
    昼間は桟橋の小屋で仮眠をとり、夕方になってから出船、朝まで釣り続けると言う荒技でね。飽きるどころか一生ここにいても良いと思った気がします。肝心の釣果は35日間で尺3寸一枚だったのも忘れられない。35日間連続釣行で1枚ですからね〜ハハハ
    そのあと一度家に帰ったんです。恐る恐る玄関を開けて居間に入ると義理の祖父と祖母。女房と二人の息子たちが一斉に私の顔を見つめたまま、しばらく沈黙が続いた状況は今でも頭から離れません。
    これに懲りずに私は3日後またも家出同然に相模湖に行ったんです。相模湖の状況は一変しておりあれほど釣れなかった型ものが一週間で数十枚釣れるという私にとって記録的な釣行でした。

    さてあれからずいぶんと年月が経ちました。あの当時のような執念も体力もなくなった私ですが、春の予感だけはいまだ健在です。電話やメールでのっ込みが始まったと聞くと、かといってどうしようもないのに仕事が手につかなくなるし、意味もなく釣り支度を始めてしまう。思い切って夜中に待ち切れずイソイソと280キロの道のりを徹夜で走り、朝から釣りをするも肝心のナイターでは体が持たずに、地合い時間には爆睡状態。当然釣れることはまずありません。3,4日やっていこうと思ったつもりでも、一晩やると満足してしまい、また280キロの道のりを帰って行く私です。釣れなくて面白くない?いやいや!疲れた体でたどり着いた湖を目の前に竿を振れただけで、最近は満足してしまう私がいるのです。

    まあそうは言いながらも、今年は亀山で一発かましてやろうかと思っています。昔の気力と体力を残った体から絞りだし、これぞ亀山のビッグワンって奴を見事に釣りあげ、小物を手にして喜ぶ周りの釣り人達に見せびらかし、どれだけ引きが強かったかオーバーアクションを繰り返す。羨望のまなざしをイヤッてほど浴びまくった工房茅春は、溢れんばかりの優越感に浸りながら亀山湖を後にするのであった・・・これだ!これしかない・・・そうだ!釣り上げた型ものは船宿に飾ってもらおう。ついでにHPにも載せてもらうのだ。コメントはそうだなあ、茅浮子の底力を見たまえ♪って感じかな。うんうん
    恐るべし工房茅春の妄想・・・こまったもの。いや、これもきっと春の予感がそうさせてるに違いない・・・ウシシ♪

    次回は浮子師で良かったことです。それじゃ!また。

    茅春からお知らせ

    0
       工房茅春からお知らせとお願い。

      工房茅春は比較的金額が安いのと、自分仕様のオーダーメイドが好評で、購入してくださるお客様が増えたこと心から感謝しています。本当にありがとうございました。

      今回のお知らせというのは、今まで納入させていただいた茅春浮子トップの塗装の件なのです。
      これまで沢山のへら浮子を納入させていただいた間、トップの塗装に関して数種類の方法をとってきました。現在はトップの下処理をしたあと、白塗りし、本塗りと工程を得ることによって、発色だけではなく強度にも耐えうる、現時点ではベストである塗装であると確信しています。
      しかし、それまでに納入した茅春浮子のトップはどうなのか?なのです。これまでいくつか塗料が剥げるという問い合わせがあるのも事実だからです。へら浮子のトップを強くたたくことによって、剥がれることは確かにありますが、塗料や塗装方法に問題があるのも見逃せられない大問題です。

      へら浮子は大事に使えば一生ものと私は思っていますが、肝心のトップが剥げて使われなくなったり、値段が安いから仕方がないと思われるのも悲しいことです。私は常に自分に言い聞かせてることがあります、それは自信と過信は全く別物だぞ。なのです。
      そして今売れればよいだろう。売れてるから良いだろう等、見て見ぬふりの売りっぱなしは必ずしっぺ返しが来ると信じてるので、今回ご連絡いたしました。

      なので今まで納入した茅春浮子のトップが剥げてるものがありましたら、大変面倒ですがぜひ送ってほしいと願っています。今回の塗装が問題ではなく竿操作等で剥がしたでもかまいません。トップの再塗装また必要であればボディの艶出し等(上塗り)も当然無料で新品状態にして送り返させていただきます。
      それでは!今後とも引き続きどうかよろしくお願いいたします。

                           工房茅春 寺内正徳                    

      亀山湖(212回)

      0
         亀山湖はここ近年大型の巨べらが釣れる一押しの釣り場です。ここにしか通わないという巨べら師が年間を通して、賑わっています。また陸釣りでも船釣りでも楽しめる。なにより亀山湖は夏場のギンギラに照りついた日中で50センチアップという夢のような釣果が望めるのも魅力の一つであろう。
        私のホームグラウンドの相模湖や津久井湖は年間通して型ものが釣れますが、コンスタントではと比較すると亀山湖には若干劣る気がする。
        地図や画像などで詳しく調べると数件のボート屋さんがある。どのボート屋さんを選ぶかは好みではあるけど、どこのお店を選んでも良いポイントは点在するので心配ないと思う。数々ある実績ポイントも見逃せないが、未開拓のポイントもかなりあると思っています。

        なんて亀山のことを知り尽くしたように書きましたが、この私、陸釣りで2回しか行ったことがありません・・・それまで豊英や三島には行きましたが亀山に関しては素人なんです。当然へらの顔は見たことがないのです。へへへ
        じゃなんで亀山のことを書くかというと、最近亀山で使用する茅春浮子が売れ始めてるんです。いわゆる亀山スペシャルです。もちろんオーダー注文でそれぞれ個性的なへら浮子を注文されています。作りながらこだわってるな〜〜!って呟くようなものばかり。出来上がったへら浮子だけが良かったわけじゃなく腕が良かったんだけど、良い釣りができたと連絡が入るととっても嬉しい茅春です。
        私自身経験があるのですが、釣りをしてて使ってるへら浮子に不安があると、釣りそのものが面白くなくなります。その点満足して使ってもらえることが嬉しいと思っています。

        余談ですが亀山がある千葉県は私の第二の故郷なんです。東京で生まれた私ですが、高校は木更津市にある高校を出ました。高校を出た後、埼玉の大学に進学し、卒業後君津市にある製鉄所で勤務しながらバスケットをしたからです。以前独り言にも書いたんですが、高校時代の親友ヨシテルや今年教員を引退される当時バスケの顧問であった野村先生。思い出が詰まった土地がこの木更津君津なんです。それから忘れてはいけないのが、木更津駅東口にある喫茶店『ブレンド』バスケの練習が休みの時など随分通ったものです。優しい大ママや娘さんのママさんの人柄がよく、のんびりボンヤリ出来る喫茶店です。お近くの人はぜひ行ってみてくださいね。
        それから大学時代バスケのオフは夏場になると決まって御宿や鴨川にナンパしに行くこともありました。もちろん成功はしませんがそれでも十分楽しかったなあ。釣りは小櫃川や小糸川でへらぶな釣りもした。バイクも趣味だったので、九十九里や外房内房を走り回り、いまでも千葉県の地図は頭に入ってる。でも高速が出来たのはびっくりかな。当時は浜野までしか高速はなくてあとは16号線をひたすら走った。おまけに海ほたる!一度走ったけど便利そのものです。フェリーに揺られて川崎まで行ったのも今思えば懐かしい限りです。

        ことしの春は相模湖や津久井にこだわらず、あらためて亀山デビューしようと思っています。もちろん自前の亀山スペシャルを作成していくことは当たり前。ノウハウですか?それは大丈夫!神奈川のTさんや千葉のKさんAさんのへら浮子のノウハウは私の頭に入っておりますので。へへへ
        でも来月に入ったら釣れ始めるのかな・・・?もし情報等あったらぜひご連絡お待ちしております。それでは!

        へらぶな釣りはお金がかかる?(211回)

        0
           最近独り言を書くペースが素晴らしく早い茅春です。文章を書くのもバイオリズムがあるのかどうかわからないけどね・・・へへへ
          まあこの調子で更新していこうと思っています。

          さて今回のお話はへらぶな釣りはお金がかかるか・・・です。
          小さいころからオヤジに連れられていろいろな釣りを経験してきた私ですが、釣り全般に言えることは、お金をかけないで釣りを楽しむことができるし、ありったけのお金をかけることもできる。特殊な釣りでどうしてもお金が必要な釣りもあるけど、それ以外では少ないおこずかいでもなんとかなるものである。まあ、当たり前の話なんだろうけどね。うんうん
          お金をかけるパターンは良い見本?として私のオヤジです。私の親父は今でこそ齢で釣りをしなくなりましたが、子どもの頃はそれこそ家には居付きませんでした。釣りも海から川まで何でもやりたがり、おまけに釣り道具も人並み以上に良いものを持ちたがる性分。その引き換えに亡くなった母はずいぶん苦労したと私の記憶として残っています。
          親父のようになってはいけない・・・そう長い間私は思っていました・・・が!!!なんと親子なんですね。親父のDNAをしっかりと受け継いだ私は親父とそっくりなんです。欲しいと思ったものは忘れずに必ず手に入れてるとこや、衝動的に大枚叩いて財布が空になりあとで困ることもそっくりです。
          ただ違うのは私はへらぶな釣り一本であること、道具はある程度自分で作って満足出来てることかもしれません。

          本題に戻ってへらぶな釣りはどうか?
          いや〜この釣りこそピン切りの代表ですね。釣り上げた後の魚を食す習慣がなく、あくまでも釣り上げるまでのプロセスを楽しむだけに、趣味性がとっても強いのがこのへらぶな釣りです。釣り上げた魚の味より、高級な竹竿に塗られた本漆の味を大切にする釣りである。
          万力も10万円を超えるものまであるのもこの釣りならではだろう。かといって一本数1千円で竿を買うことができ、万力だって数1千円で機能ばっちりのものまであるのも事実です。だから少ないおこずかいでもへらぶな釣りは出来ると言うことです。うんうん
          ただそうは言っても、へらぶな釣りの道具っていうのは不思議で、どんどん良いものが欲しくなるものです。一つあれば充分間に合うのに、いくつも欲しがるのだ。万力だって一つあればいいのに、いくつも持ちたがる、おまけにそれぞれ専用の竿掛けまで用意しないと気が済まないのだ。へらバッグもそう、安くて機能ばっちりのものがあるのに、わざわざ持ち運び不便な水箱を大小いくつも持ちたがる。
          これらはすべて私のことなんだけど、へら釣り師には私のような方は沢山いるだろうなあ。

          へらぶな釣りは釣り上げた魚をクーラーに入れて、帰りを待ちわびる家族に持ちかえることができません。食卓に並べられた獲物を、身振り手振りで講釈し、どれだけ引きが強かったか子どもたちに自慢も出来ないのです。間違っても今日のへらは引きが強かったよと、手ぶらで笑顔満面に奥さまに話しても、生臭いへらと餌の匂いが家族の沈黙を生むこと間違いありませんね。へへへ

          へらぶな釣りはお土産がないので、必要以上に欲しがってはいけないってことかな。あくまで自分の財布の中身で無理せず出来る範囲で楽しむ♪これが一番ですね。


          次回は亀山湖についてです。それでは!



          茅の正体とは・・・(210回)

          0
             さて今回はについてです。茅はずいぶん昔から使われてきた素材です。ただ羽根の存在は大きく、実力は認められながらもある面日蔭的な存在であったのは、明らかな事実であります。
            しかしながら近年になって、茅素材が市民権を得て堂々と活躍をしてきたことは私自身が茅浮子専門の浮子屋という事もありますが、喜ばしい限りです。しかしながら、年々の良材が入手困難になってきています。羽根も良材が入手困難になってきたと耳にします。羽根はともかくが手に入らなければ大変なことになるので、工房茅春ではオリジナルルートを結び、直接中国から良質な素材を大量に買い付けるという大技を駆使して茅を確保しました。お陰で死ぬまで作り続けても大丈夫なくらいの量を工房にストックできました。しかしながら大量の現金が財布から消えたことも間違いない。へへへ

            さて、本題のですが、果たして茅ってなに・・・?ってことです。皆さんは茅は茅だろう〜〜!って答えるでしょうね。でも日本でいうはススキであってチガヤなどの総称なんです。すなわち日本のはススキであるということです。しかし、釣り具屋さんなどで売ってるや私が輸入したはススキではありません。ススキは短い間隔で節がありますが浮子に使われるにはありません。また浮子素材のは真円に近いですがススキは楕円形です。私はずいぶん昔ですがススキがだと思ってあちこち探しまわったことがあります。私の住む奥飛騨では茅葺き屋根の建物が多く存在しており、有名なところでは世界遺産の白川郷。ここにも出向いたものです。そしてそこの職人さんにを見せて話を聞いたりもしましたが結局はわからずじまいで見つけることはできませんでした
            現在釣り具屋さんで販売してるは中国産です。私が輸入したのも中国で材質は同じ。現地での刈り取りなどしてる風景の写真を見せてもらったことがありますが、日本には生えていない、また見たことない植物であったことは確かです。

            要するに現在日本で販売されている茅浮子の素材であるはすべて中国産で日本産ではは無いように思われます。ちょっと寂しいけどね。しかし私の友達とは商売柄茅の話はよく出て、たまに友だちにこれと同じものがたくさん生えてたとか、いまでも一部に生えてると聞きます。その都度、着払いで刈り取ってもらったを工房に送ってもらうんだけど、見るとやっぱりススキなんですよね。やっぱり。
            余談だけどある友達は、は蒲だ!って言いだしたものもいました。きっと仕上げた後の蒲と茅の見分けがつかなかったんでしょうね。以前独り言にも書きましたが私は蒲の素材を仕入れているので、早速見せてあげたことがあります。加工する前のと蒲は全然違うのです。

            日本特有の釣りであるへらぶな釣り。自然素材をふんだんに取り入れ趣きを高めてるのも日本人好みです。国産の竹、杜松、カヤ、モミなどどれも素晴らしい素材です。茅春のへら浮子を国産の茅で作ってみたいと内心思っている私ですが、素材は輸入の茅だからといって悪いわけではない。こればかりは自己満足でしかない。クジャクの羽だって輸入していますしね。今の所、良質な茅は日本産では見ることはできません。問題はどこの国の素材でも手にした釣り人が喜んでもらえるような良いへら浮子が作れるかどうかですね。
            そうそう!この日記を見た方で『そんなことない!はここに生えてる!』という情報がありましたら、ぜひ教えてくださいね。それでは!また。

            次回は、へら釣りはお金がかかる?です。




            へら浮子の足(209回)

            0
               さて今回はへら浮子の足に関してです。関してといっても特別難しいことを講釈するわけではありません。また講釈するほどつきつめてはいないのも事実。へらぶな釣りの道具や釣り方に関してこれがベストと言うのもいささか乱暴でもある。釣り方には個人差があり、決めつけるのも良くないと思っています。
              さて本題の竹足はいろいろな釣り浮子の素材として使われてきました。特にへらぶな釣りのへら浮子に関してはいまだ必要不可欠な素材でもありますね。この竹という素材はご存じの通り、縦繊維で反発力があり、軽量でなおかつどこにでも生えていて手に入りやすいときてる。新素材の釣り具が蔓延するこの頃だがへら浮子に関してはへら釣りの趣向もあって無くてはならない素材です。

              へら浮子の足には3種あって竹、カーボン、グラスムクがあります。それぞれ特徴があり、釣り方によってへら浮子の足も使い分けられています。一般的には宙釣り浮子にはカーボンまたはソリッド足、底浮子には竹足といったものが大半を占めている。私の作るへら浮子もそのような仕様ではあるけど、個人的には全ての浮子に竹足仕様というのが好き。ようするに竹足が好きだということです。

              それではどのような時に竹足の浮子を使うかといったことは別の機会にとっておいて、竹素材のお話に入ります。浮子を作る方は竹をホームセンターや釣り具屋さんで購入する人が多いと思います。私のようなへら浮子で生計を立ててる人は自分で伐採し制作してる人が多いですね。
              私は長良川の河川敷に生えてる真竹を乾燥させて使用しています。たまに良い素材が見つかればいそいそと購入することもあるけど。へへへ
              この伐採した竹を1年ほど陰干し、乾燥後エイヤッ!って斧で裂いていきます。裂いた竹の中肉側は捨てて皮側を使用する。外側の方が強くて反発力があるからです。それを小刀でヒゴにしていくわけです。使用するときに火入れをして曲がりを修正し始めてへら浮子の素材として生まれ変わるのです。
              火入れは見た目が良いように、飴色までする人がいますがこれはいただけません。炭化しすぎて硬い素材になるけど衝撃に弱く合わせた瞬間に折れる可能性が高くなる。文章で表現するのは難しいのですが火入れはし過ぎても少なすぎてもまずいということです。
              へらぶな釣りの合わせは凄いもので、瞬間浮子の足はかなりしなります。なので程々のしなりも必要だということ。まあこれは竹足の長足仕様にした場合であって、管理釣り場のへら浮子で長足の場合はカーボンやソリッドだとこのような心配はないけどね。当然底浮子は足が短いからこれも心配ない。
              野池ダムで主に使っていただいてる茅春の雅は長足仕様で竹を使っています。ボディが太いので合わせた瞬間の衝撃も半端じゃありません。なので細くても反発力がある素材を使用しています。
              太ければ折れないけど馴染みが悪い、細すぎると強度が問題。ここが肝心ですね。
              また茅春の管理池の宙浮子は現在カーボンを使用してるけど、いつか1ミリ径ほどに削り込んだ竹足で作ってみたいと思っています。

              竹足に編み棒を使う場合があります。私も使ったことはあるのですが、短い足の場合は良いけど長足は気をつけなければなりません。飴色で見た目も良くかたい素材なのですが細く削り込むと衝撃に弱い面が出てきます。あとホームセンターなどで売ってる竹ひごは中肉側のものが多く見た目色は白っぽい。これは繊維が弱く長めの足にした場合これも強度が落ちるので注意した方が良いと思います。余談だけど昔売ってた竹串は良かった!竹の外側を使用していて浮子を作るのには最適な素材だったな。今は加工しやすいのか中肉側の白っぽいのしか見当たらないのが残念です。

              次回は茅素材に関してです。茅って何・・・案外知らない人が多いお話です。それでは!
              クリックで挿入

              へら浮子の帯塗り(208回)

              0
                 へら浮子制作で肝心なことの一つに帯塗りがあります。この帯塗りはトップとボディあるいは足とトップの境目にラインを塗るのですが、帯塗りがきれいだとへら浮子も全体に締まって見えるのも特徴ですね。帯の広さも様々で糸のごとく細いラインをひく場合もあれば比較的広めにとる場合もあります。まあこれは制作者の好き好きでありきめられたものでもありません。
                私の場合は比較的広めにとっています。もちろん細く引くことは簡単なんですが、広めが好き♪ただそれだけの理由です。へへへ

                へら浮子の帯塗りの塗料は何を使うか。今までいろいろなものを試してきました。カシュー、ガッシュ、ミスターカラー、ウレタン+金粉等々。比較的手ごろに塗れてウレタンの上塗りにも対応できるのがガッシュです。水に薄めて塗れば乾燥後色止めしなくても上塗りができる。色に関しても数が多いのも便利ですね。しかしどうも発色が悪く感じる。これは金帯に関して何だけどね。いろいろな金色を試したんだけども。うんうん
                それでもって今はウレタン+金粉に落ち着いています。薄めたウレタンに金粉を混ぜるわけだけど、やはりこれが一番発色が良いのだ。ガッシュなどに比べて手間がかかるし金粉も買えば結構高い。でも仕上がった時の見た目はこれに勝るものは今のところ見当たらない。
                しばらくはこのパターンで行くけど、いろいろ試してみるつもりです。あまり意固地にならず良いものはどんどん取り入れた行きたいと思っています。皆さんの間で良いと思ったものがあったら教えてくださいね。よろしくお願いいたします。

                次回はへら浮子の足に関してです。それじゃ!

                二十四の瞳(207回)

                0
                   今まで見てきた映画のなかで心から感動する映画は私の中でいくつかあります。
                  そのなかでも一番涙を誘われたのが『二十四の瞳』であろう。高峰秀子演じる大石先生が小豆島の分校へ赴任する物語。十二人の子どもたちは愛らしく、けなげである。この映画なのかの子役は当時の小豆島で選ばれた土地の子供たちであることも感慨深い。
                  戦前の小豆島は貧困でこの子どもたちも現在では考えられない苦労を重ねて生きているのです。十二人の子どもたちは大きくなり戦争や病気によって数名が無くなるが、教師として復帰した大石先生のお祝いで残った子どもたちと再会をはたすのである・・・

                  戦争に対する反戦運動と当時の子供たちの純粋な姿を見事にあらわした名画である。現在の教員や子どもたちにもぜひ見てもらいたいと願うのは私だけだろうか。
                  この映画を見てる私は何度も涙を流します。もし涙を流さずに見ることができる人がいたならきっと私は、その人とは絶対に仲良くなれないと確信しています。


                  さてさて、工房茅春の独り言はこのブログに引っ越しました。HPの進行上この方がベストであるのと、コメントや手直しなど便利だからです。
                  ちょっと慣れるまで手探り状態ですがよろしくお願いいたします。
                  また、パソコン嫌いのこの私も『ツイッタ―』をはじめちゃいました。更新情報も随時載せておりますので、こちらも覗いてみてください。(herauki2007で検索お願いいたします)

                  クリックで挿入

                  春が待ち遠しい(206回)

                  0
                      大雪に包まれたここ奥飛騨も数日間晴天に恵まれています。それでも朝晩は冷え込んでいて防寒を完璧にしないといけないですね。
                    ついこの間お正月を迎えたと思ったらもう2月で月日の過ぎるのがとっても早く感じる茅春です。でもあとひと月ちょっとしたら平野部では春の釣りが始まります。それを楽しみにしてなんとかこの冬を乗り越えていきたいと思っています。

                     さて、この時期になって春の釣りに向け野池の乗っ込み浮子の注文がボチボチ入り出しました。早い場所だと3月終盤には乗っ込みが始まるので注文時期としては決して早くはありません。もちろん乗っ込みは5月も6月もあるのでまだ用意は先でもよいのですが、もし早めに必要と思われるようでしたら、ご注文の方を早いうちにお願いいたします。例年春真っ盛りになりますと野池や乗っ込み浮子の注文が殺到して私茅春は嬉しい悲鳴とともに、意識を失う日々がつづき、独り言の多い奇妙な親父に変身してしまいますので。へへへ
                     茅春のへら浮子制作は下請けに出してるわけじゃないし、すべてハンドメイド。一本でもセットでも作るのに一週間あれば出来上がります。しかし順番にロットで制作するので2〜3週間必要となります。納期を守らなければならなのは重々承知していますが、盛期の時は多少ずれることがあるのでその点温かい目で見てくださるとうれしいです。

                     画像の電気浮子は手が空いたときに自分用に制作してみました。標準品は足部が市販のキャップですが、これは足部も茅素材です。接続部分を上部に持ってくることによって、足部を茅にすることができたのです。これの方が浮力が増し、バランスも良いように思われます。まあ、今は思うだけで春に使ってみないとわからないけどね。うんうん
                    ただ!一番良い点は!足部を自在に長くすることができるので、上部の(トップやボックス内臓部)物を一つ持ってれば、足部を交換するだけである程度オールマイティに使いこなせると思っています。
                    素材寸法は茅9ミリ径で足部分(竹のぞく)1センチ刻みで6〜10センチ。上部は2.5〜3センチ。濃いブルーに艦艇とブラックのグラデーションです。
                    春先にデビューするけどどうだかなあ〜〜♪へへへ

                    電気浮子


                    calendar

                    S M T W T F S
                         12
                    3456789
                    10111213141516
                    17181920212223
                    24252627282930
                    << November 2019 >>

                    selected entries

                    categories

                    archives

                    recent comment

                    links

                    profile

                    書いた記事数:389 最後に更新した日:2015/08/21

                    search this site.

                    others

                    mobile

                    qrcode

                    powered

                    無料ブログ作成サービス JUGEM